魔女の一撃

日本語で「ぎっくり腰」と擬音語を効果的に用いて呼ばれる、名前からしてなんとも言えず痛そうな症状があるのは周知の通りだ。これをドイツ語では「魔女の一撃」という。言葉の背景は異なるものの、こちらの名称もいきなり襲われたら最後、逃れられない痛みが茶目っ気を含めて表現されており、なんだかかわいらしい。いや、実際に自分がなったらそんな悠長なことは言ってられないのだろうが。

さらに、寝違えて首がまわらないときも同じく「魔女の一撃」という。

けっこう頻繁にお出ましになる魔女らしい。