免許取得後の段階トレーニング①脅迫文

遡ること2021年3月9日、私は技能試験に合格し、積年の夢だった(そうだっけ)免許を取得した。しかしそれでめでたしめでたし♪とはならなかった。なぜなら、オーストリアには名づけて段階トレーニングという、免許取得後に必須の、しかも有料の、トレー…

ついに!免許取得

3月9日、免許取得のために技能試験を受けた。まず言えることは こなぁ~ゆきぃ~、ねぇ。 と口ずさむ余裕は無かった、ということだろうか。普通ないか。そうだよね。ひとりの試験官につき生徒は7人。私たちのグループには3人の教官がつき、自分の担当の…

エンスト祭り

7回目にして...最も手に汗握る教習になってしまった。内容は優先道路、右方優先の練習。 一通や信号機のない交差点が多い住宅街で、誰が優先されるかを確認しながらの走行がメインだった。交差点が多いところでは徐行や停止をすることも多いためクラッチ操…

ウィーンで技能教習④

3回目の技能教習にして早くも路上で運転するようになったことを前々回ブログに綴ったが、今日はその後の教習の流れを簡単に記録しておく。4回目の教習内容 この日は教習所から駐車場までの運転も当然の如く担当することに。ウィーンの街中によくある、でも…

プロフィール写真

随分前からなんとなく、でもずっと気になっていること、それはプロフィール写真。ここで言うプロフィール写真とはラインと、ヨーロッパのライン的存在であるワッツアップのみを指している。というのも、私はアナログ人間でツイッターやフェイスブック等のソ…

ウィーンで技能教習③

危惧していたとおり、3回目の技能教習にして早くも路上進出を果たすことになった。教習の内容は以下の通り ・前回までの復習(発進と停止、左折右折、ギア変換、坂道発進)(そういえばS字はやらなかった) ・左折右折の際の安全確認 ・路上でぶっつけ本番…

ウィーンで技能教習②

驚愕だった初めての技能教習を終えて、今日は2回目。前回驚きっぱなしで正直教官の話もちゃんと聞いていなかったのだが、今回はあらかじめ一般駐車場に連れていかれることもわかっていたため少しはリラックスして(当社比)臨むことができた。内容は以下の…

移住の決断

少し前の話だが、オフィスに出ると同僚が今にも泣きそうな顔をしていた。話を聞くと、ベルリンにある会社からのオファーを悩みに悩んだ末、断ったのだそうだ。彼女はドイツ人だが、ウィーンに住んで10年程になる。 住居探しの難しいベルリンで完璧といって…

ウィーンで技能教習①

今となっては遠い昔に感じるが、この前の9月、私は無事に免許取得のための学科試験をクリアした。その際技能教習の予約を11月に入れていたのだが、ロックダウンのため延び延びになってしまっていた。 現在もオーストリアは第3ロックダウンの真っ只中。2…

今?

今日、仕事中にITサポートセンターから連絡があった。曰く、要望のあった業務用パソコンの日本語入力についてサポートの目処がたったため、時間がある時に連絡乞う。前回のバージョンアップの際に設定が変わったらしく、それまでは個人の裁量でインストール…

奇跡

教習所で学科試験を受けてきた。オーストリアでは学科試験が一般と普通免許にわかれていて、勉強する問の数は一般1095、普通386。問題によって点数が異なる。各テスト満点88点で、問題数は40問程度、合格ラインは正答率80%。 結果、まさかの正…

白湯仲間(ニアミス)

朝一番に白湯を飲むようになって、もう1年くらいにはなるだろうか。 私は従来季節を問わず冷たいお茶か水をがぶがぶ飲む人だったのだが、いかんせん冷え性なため、ある時この習慣を見直したほうがいいんじゃないかと思いたったのだ。最初は何の味もしないた…

お気に入り

「消費するお気に入り」達は廃盤になる運命にある。という事実がある。パッと思い付くものだけでも、ロクシタンの香水 アクアディパルマの香水 ヴェレダのデオドラント クナイプの入浴剤 メーカーは忘れたがプロヴァンスのハンドソープなどが市場から姿を消…

菜食主義者

ヨーロッパにはベジタリアンが多い。というか、最近は一種のブームであるとも言える。 菜食主義というとまず思い浮かぶのは「肉を食べない人」だと思うが、ひとくくりにベジタリアンと言っても、魚は食べる人から、野菜も一定の温度以上に熱したものは食べな…

素敵すぎるキッカケ

私は運転免許を持っていない。 日本のもないし、もちろんオーストリアでもない。 ちなみに言えば、興味もない。これは私の両親が一度も車を所有したことがなく、車のある生活をしたことがないというのが大きいと思う。どこへ行くのも公共交通機関を使うのが…

棚からぼた餅

外出自粛が始まってしばらくの事だから、4月の頭のことだ。 いつも利用している眼鏡屋でコンタクトを買おうと思い、オンライン登録の後注文を済ませた。時期が時期だけに発送まで時間がかかるだろうとは思ったが、そのとき眼鏡屋は開いてもいなかったし、緊…

憎いアイツ

気候が夏めいてくると出てくるアイツ。 毎年毎年私を苦しめる憎いアイツ。 焼けるような痒さを何回も何回も繰り返させる粘着質のアイツ。そう、蚊の季節がやってきてしまった。私が夏をどうしても好きになりきれないのはあのちんまい吸血鬼のせいだと言って…

お前には関係ない

今日、仕事帰りに地下鉄に乗っていたときのことである。 通路を挟んで隣に座っていた2人組の女の子(歳は16歳くらい)が、私と向かい合って座っていた人におもむろにこう尋ねた。「君、男の子なの?それとも女の子?」尋ねられたその人は嫌がる様子も見せず…

ウィーンのカフェ文化

カフェに座るとき、前に座っていた人が頼んだものがまだ置いてある状態のテーブルに座るか、否か。 これは私が初めてウィーンに来てウィーン人の友達とカフェに座ったときに受けたカルチャーショックだった。 気楽なカフェで、店員の案内なく空いているテー…

生活に潤いを

自宅待機が最初に緩和されたのはイースターが過ぎた4月の中旬だったが、その後何日かホームセンターと園芸センター入店のために並ぶ人々の様子がニュースで取り上げられていた。人間、家にしかいられないとなると部屋の模様替えや庭の手入れに時間を使うもの…

太陽のにおい

天気の良い日には洗濯物を外に干す。 日本では当たり前にやっていたことを、ヨーロッパに来てからしばらく忘れていた。というのも、冬は1日中氷点下のこともあれば雪もよく降るため外に干しても乾かないのだ。さらにオーストリアの家はセントラルヒーティン…

魔女の一撃

日本語で「ぎっくり腰」と擬音語を効果的に用いて呼ばれる、名前からしてなんとも言えず痛そうな症状があるのは周知の通りだ。これをドイツ語では「魔女の一撃」という。言葉の背景は異なるものの、こちらの名称もいきなり襲われたら最後、逃れられない痛み…

ようやく

先日、髪を切りに行ってきた。 5月に入り美容室の営業許可が出て以来、思い出しては予約をしようと電話をかけていたのだが、繋がらず。店を開けているのかも定かではなかったのだが、ようやっと電話に出てもらえた。聞けば、営業開始早々ものすごく忙しかっ…

ブンブーム

最近はまっているもの、ブン。 米粉が原料の麺を茹でたものとサラダ、野菜に、パクチーやミント、バジルをふんだんに盛りつけたものにタレをかけて食べる。食べ方としては冷やし中華そのものだが、香草をふんだんに使うため、しっかりベトナムな味がする。最…

通りもの

今朝、通勤途中の駅でのことである。ホームへと続くエスカレータから降りて歩いていた私を、後ろの人が追い越していった。既にホームに停車していた電車に乗りたかったようだが、扉はすでに閉まっている。扉を開けようと開閉ボタンを連打しながら何やら大き…

リラックスの湯

前回、新しく購入したクナイプの入浴剤が不発に終わったことを書いた。niina.hatenablog.jpそして今回、新しいお気に入りの発掘のため、気になっていたヴェレダのモミの湯を思い切って購入。これが、期待以上に良かった。 名前の通りモミや檜の清々しい香り…

新しい日常

昨日は久しぶりにオフィスへ出勤した。日本の満員電車とは比べ物にならないが、以前はそれなりに混み合っていた朝の地下鉄も空いていて、他人との距離を確保するのもラクラク。悪くないスタートだ。しかしどの人も皆キチンとマスクをして座っている...2ヶ月…

悪癖

私には、自覚している癖がある。口の中を噛むこと 唇の皮をペリペリ剥くことやめたほうがいいのはわかってるのに、やめられない。おかげで口の中は常にボロボロ、唇は荒れ放題。流血沙汰になることもしょっちゅうだ。たった3日、我慢して触らなければきれい…

即席ヘアーサロン

オーストリアではレストラン等の飲食店と同様、美容室も営業許可が出るのを待っている状況だ。 外出規制が始まった週に美容室の予約をしていた夫は完全にタイミングを逃し、そのとき既に崩れていた髪型をだらしなく伸びるがままにさせていた。人と「会う」の…

対極コンビ

オーストリアでは現在営業している全ての商店において、従業員も利用者もマスクの着用が義務となっている。スーパーなど一定の広さがある店においては、他人との距離を十分にとるため一人一台のカート利用を義務づけているところがほとんどだ。そして多くの…