ウィーンで技能教習②

驚愕だった初めての技能教習を終えて、今日は2回目。前回驚きっぱなしで正直教官の話もちゃんと聞いていなかったのだが、今回はあらかじめ一般駐車場に連れていかれることもわかっていたため少しはリラックスして(当社比)臨むことができた。

内容は以下の通り。
・前回の復習(車の目視点検、座席調整、発進と停止、ハンドル操作、左折右折、ギア変換)
坂道発進半クラッチ、ホールド機能、ハンドブレーキを使った3通り)
・ポールを使ったS字走行

クラッチの操作には少し慣れてきたが、ハンドル操作がイマイチ。特にバックになるとどこにハンドルを切ると車がどの方向に発進するのかよくわからず、とりあえず教官に言われた通りに回してみるだけ。これじゃ自分で運転なんてできないな...。
あと、右側走行でキープライトなわけだが、車体感覚が掴めていないためどこまで右に寄っていいのかイマイチよくわからない。縁石ならちょっと攻めたりできそうなもんかと思いきや、私たちは一般駐車場を走っているわけで、右側には駐車してある一般車両がズラリ...。追突が怖くて寄せられないよ!

駐車場をぐるぐる周っての教習、出入り口に近づくほど行き交う一般車が気になり足元が疎かになってしまう...。ギア変換も教官にそろそろ入れて、と言われないと自分からは考えが及ばない。う~ん、運転って、最初は気をつけることが多くてやっぱり難しいな。

50分が過ぎ、教習所に帰る際にはまた「運転してみる?」と言われるも、即座に丁重にお断りした。
前回は冗談だと思って聞きもしなかったのだが、技能教習1、2回目で公道に出る人も本当にいるらしい。前回の発言は本気だったのか。

「強制はしないけど、いつかは出なきゃいけないからね~」

それはそうだけど...わかってるけど...まだ無理。日本で受ける教習の流れが全くわからないのだが、皆こんなに早く公道に出ているのだろうか。

次回は帰りの運転を担当させられそうな予感。道もわからないのに、どうなることやら。